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SDGs週間〜働きがいも経済成長も〜
毎年9月末の国連総会の会期と合わせた1週間は「SDGs週間」(今年は9月22日から29日まで)が開催されるということで、SDGsの目標8番「働きがいも経済成長も」について取り上げさせていただきました。
この8番の目標では1番の「貧困をなくそう」2番の「飢餓をゼロに」4番の「質の高い教育をみんなに」10番の「人や国の不平等をなくそう」16番の「平和と公正をすべての人に」が密接に関係しています。
特にアフリカや南アジアの地域などは貧困である国が多く、国内の雇用がなくると貧困が増し、そして飢餓へとつながります。そのような社会的不満や不安が増幅し、それは移住や移民問題へと発展し、ひいては国内紛争やテロ組織への参加につながり、勢力の拡大まで発展することが考えられます。
そして、その一番の犠牲となるのが子どもたちです。世界では現在1億5200万人のもの子どもたちが児童労働に従事しており、その中でも半数近くは危険を伴う仕事に従事しています。これは世界の子どもの人口(5~17歳)のおよそ10人に1人が児童労働をしていることになります。近年では減少傾向にありましたが、昨今のコロナ禍により世界経済が悪化し、2022年末までに2億600万人に増加するだろうと国連では予想しています。
私たちにできること
◎フェアトレード商品を選ぶ
フェアトレード商品とは、児童労働や搾取などがなく、健全な流れで作られた商品です。
フェアトレードラベル が貼られた商品を選択することで、不正な方法で利益を得ている業者に加担せず、是正することが期待されます。
一方先進国でも児童労働に従事している子どもたちが200万人存在するとされており、私たちが住んでいる日本でも児童労働は少なからず存在しています。家族などの介護を行っている子ども(ヤングケアラー問題)や、また児童買春や児童ポルノ、JKビジネス、援助交際など、子どもが性的対象や売買の対象として扱われている商業的性搾取であったり、特殊詐欺などの犯罪に子供を利用する事件が増加しており、子どもたちへの経済的、性的搾取に対しては即刻対応しなければならない深刻な状況であるとされています。
「子どもの権利条約」の一般原則である(子どもの最善の利益)「その子どもにとって最も良いことは何か」を第一に考え、当園の理念でもある「一人ひとりを大切にする保育」を実践するためにはどのような心構えや活動が必要なのか、またどのように働く環境を整えていくべきかを、保育者間でも緊密に話し合う場を設け、改めて探究していきたいと思います。
この記事を書いた人
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好きなキャラクター:キン肉マン
好きな給食:みそラーメン
好きな遊び:サッカー、ろくむし
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