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環境月間~事務所~

 

今月6月は環境月間ということで、事務方の視点から環境に配慮した取り組みをご紹介させていただきます。

 

保育園で働く先生「保育士」の仕事は、子どもたちの健全な育成を支えるだけでなく、安全管理や行事の企画、保護者対応など多岐にわたりますが、その中でも多くの時間を必要する日々の記録(日誌)や週日案、月案、年間指導計画など、その他にも数多くの書類作成があります。

 

その書類作成について以前までは紙ベースで記録や計画を作成していました。つまりは手書きですべてを作成していたわけです。年度末になると事務所には膨大な量の書類が各クラスから集められます。数年に1度の指導検査時に確認資料として見られますので、それらを保存するスペースも当然必要になります。

 

そこで保育士の業務を少しでも軽減出来ないものかと保育業界でもICT化が叫ばれるようになりました。当法人でも4,5年前よりクラウドシステムを利用した記録方法を採用するようになり、各クラスの担任の先生に一人一台ipadを普及して、今まで手書きで残していた記録や計画の書類は全てデータ化してクラウド上で管理するようになりました。

 

 

その結果、簡易的な操作で保育士業務の負担軽減となり、ペーパレス化にも成功しました。そして会議や研修などの資料についても今ではデータベースで共有しています。紙を使わないだけでなく、印刷物の量を劇的に減らすことが出来ました。しかしながら、全てのものをデータ化するのではなく、紙ベースで必要だと感じた時は紙で出して、その目的によって、その用途によって使い分けをしています。そのほかICTのシステムは、集金業務やお便り、緊急連絡等、保護者様との連携に一翼を担っています。

 

環境負荷軽減について、少し細かいところまで挙げてみました。

 

保育ICT導入

書類のデータ化(保育士の記録環境改善)

印刷物の量が激減、コピー機のトナーカートリッジの注文量削減

☆ペーパレス化に伴う二酸化炭素排出防止への貢献。

☆コピー機の電力使用量削減により、温室効果ガス排出量削減。

☆トナーカートリッジを届けてくれる運送業者の回数削減。(軽油・ガソリンによる温室効果ガス排出量削減)

☆トナーカートリッジの生産時に係る電力や環境負荷の削減。

 

 

今の自然環境を守ることは、紛れもなく子どもたちの未来を守ることに直結します。1つの保育施設での取り組みは地球にとってほんの些細なことかもしれませんが、私たち責任世代の一人一人が想像力を働かせて出来ることから始めてみる、行動に移すことが大切だと感じています。是非この6月の環境月間をきっかけとして、環境についてご家庭で話し合う場を設けてみてはいかがでしょうか。

 

引き続き子どもたちと限りある自然の恵みを一緒に体感し、その豊かさに触れ、次の世代へと残していけるように努めていきたいと思います。

 

この記事を書いた人

園長先生
園長先生
好きなキャラクター:キン肉マン
好きな給食:みそラーメン
好きな遊び:サッカー、ろくむし